「Time-space-based visualization of SARS-CoV-2 phylogeny(邦題:新型コロナウイルスゲノム系統樹3次元可視化)」が、可視化情報学会より第33期可視化情報学会賞(技術賞)に選出されました。
本研究は昨年度の可視化情報学シンポジウム、アートコンテスト大賞受賞に続き、今回の学会賞(技術賞)という大変名誉ある賞に選出いただきました。
共同開発者の中川草先生(東海大学医学部)、主査の脇田先生をはじめ、本研究の成果を報道番組や科学展示に活用していただいたNHKのご関係各位に、改めてお礼申し上げます。本研究では、ゲノムサーベイランスに用いられる世界的なウイルスのオープンデータを位置情報に基づいて可視化することで、複雑な変異株の拡散動向について、一般の人にもわかりやすく提示でき、テレビ番組での解説CGや科学展示にタイムリーに活用した実績を評価していただきました。引き続き、科学研究と社会をつなぐ情報可視化の研究に取り組んでまいります。
受賞対象発表
https://vizbi.org/Posters/2021/vB06
プロジェクトサイト
https://timespacephylogeny.xyz
可視化情報学会
https://www.vsj.jp/